ボクが通っている塾の先生って良い先生なのかな?
先生を信じて勉強していけば大丈夫なのかな?
- これから通う塾を選ぶ中学生
- すでに塾通いをしているけれど成績が伸び悩んでいる中学生
あなたが通う塾の先生が良い先生なのか心配になることがあると思います。
塾に通い始めると卒業までずっと同じ先生に見てもらうことが多いので、なかなか自分の先生を他の先生と比較する機会はありません。
高校受験という大きな目標に向けて一緒に頑張ってくれる1人が塾の先生です。
良い先生を選び、良い先生と学んでいくことも塾通いにおいてとても大切なことです。
私は塾講師として20年以上、塾の代表としても10年以上教育に携わり、多くの塾講師の先生たちと出会い、一緒に仕事をしてきました。
その経験から、この記事では良い先生の見分け方の基準を解説します。
この記事を読むと、あなたが選ぶ塾の先生が良い先生かどうか判断する参考になります。
また、塾は中学校とは違い、あなた自身が選択できることも忘れないでください。
良い先生に巡り合えるように、あなた自身でしっかりと見極めていきましょう。
こんな記事も紹介しています。塾の先生の秘密(実録)
良い塾の先生の見極め方6選!
この記事で紹介する良い先生を見極める6つのポイントは次の通りです。
1.先生との相性はとても大切、あなたが良い先生だと思える先生
ズバリ!
あなたの塾の先生は良い先生と言えますか?
迷うことなく「良い先生」と言えるならあなたにとってその先生は良い先生なのでしょう。
なぜなら、最終的に先生の良し悪しはあなた自身が決めることだからです。
逆に、友だちが「あの先生は良い先生だ」と言っていたとしても、あなたにとって良い先生であるとは限りません。
周りの友だちが「あの先生の授業は分かりやすい」と言っても、大切なのはあなた自身が分かりやすく感じるかどうかです。
友だちが「あの先生の話は面白い」と言っても、大切なのはあなた自身が面白く感じるかどうかです。
授業の先生として、授業のテクニックや進行が上手いことはとても大切ですが、それだけが良い先生の判断材料ではないのです。
最も大切なのはあなたと先生の相性やあなたの直感とも言えるでしょう。
2.あなたの話をいつでもしっかり聞いてくれる先生!
塾の先生は熱心に話を聞いてくれますか?
一方的に話を押し付けてきたりしませんか?
学校での出来事を話したり、悩み事を相談したりできる関係ですか?
授業前の休み時間、先生の手が空いているときに話しかけてみてください。
勉強や進路の悩み、学校であった出来事についてなど話してみましょう。
あなたの家族や友だち、大切な人たちはあなたの話に耳を傾けてくれますよね?
塾の先生だってあなたのことを大切に考えてくれていれば、しっかり話を聞いてくれるはずです。
もちろん授業中でも同じことが言えます。
分からないことがあって質問したとき、先生はちゃんとあなたの質問に対応してくれますか?(集団授業を中断してしまうような場合はNGですよ)
時間内に計画通り授業を終わらせるために、あなたの質問に耳を傾けてくれないようなら良い先生とは言い難いですね。
また、人気のある先生は、生徒と話をするときに同じ目線まで姿勢を低くしてくれる先生が多い気がします。
3.授業でオリジナルのプリントやテストを用意している先生!
塾での授業を思い出してみて下さい。
塾の授業ではどのような教材を使って授業を教わりますか?
既存のテキストを前から順に説明するだけ…なんてことはありませんか?
塾の先生は独自のプリントなどを用意してくれているでしょうか。
『作ったプリントの量が塾の先生のステータス』
と言われることもあるほど、塾の先生にとってプリントづくりは大切です。
プリントを作ることを通して授業の予習をしたり、確認テストを解いてもらうことで担当生徒の理解度を把握できたりするからです。
先生の陰の努力が形として見えるのがオリジナルプリントとも言えるのです。
いつも既存のプリントやテキストのコピーしか使わない先生は⚠危険信号⚠です。
同じ授業内容を教えていても、集団や生徒一人ひとりに合った教え方があります。
当然、授業の進め方、必要な教材や適切なレベルは変化するはずなのです。
生徒が変わっても前年度と同じ教材を使いまわしているだけなのは”先生の手抜き“です。
4.生徒や保護者に慕われていて周りに人が集まる先生!
あなたの担当の先生は、他の生徒や保護者からの評判はどうでしょうか。
学校の友だちと同じく人気者の周りに人は集まります。
熱心に生徒や保護者の相談に乗っている先生は、人気があることが多いので、休み時間などであっても生徒や保護者の対応に追われています。
学校の同級生と同じで、人気者の周りにはおのずと人が集まる仕組みです。
理由は様々ですが、話しやすかったり、話が上手だったり面白かったり…
人柄が良い先生はやはり慕われている傾向にあります✨
5.いつでも明るく元気に声をかけてくれる先生!
あなたが塾の扉を開けたとき、最初に挨拶を返してくれる先生は誰ですか。
だいたいいつも同じ先生が声をかけてくれるのではないでしょうか。
「今日はなんだかあまり塾に行きたくないな」と、少し憂鬱な気分で塾に行くときも、あなたが塾に着いたとき先生が元気に挨拶をしてくれたら「頑張ってみるか」という気持ちになりますよね!
逆に先生が暗かったら、塾全体がどんよりとして、勉強のモチベーションも上がりませんよね。
また、授業後や休み時間など、先生は声をかけてくれますか?
一生懸命な塾の先生は、担当外の生徒のこともきちんと見てくれていますので「勉強の調子どう?」とか「最近頑張っているね!」と声をかけてくれるはずですよ。
良い先生は挨拶の瞬間から、あなたのその日の様子や変化などを
6.キレイ好き!?率先して教室などの掃除をしている先生!
あなたの先生は授業前や授業後、どんな仕事をしていますか?
少し意識して観察してみると面白いかもしれません。
熱心に掃除をしている先生は良い先生かもしれません。
もちろん授業直前には生徒も集まりますので、先生は生徒の皆さんを出迎える準備をします。
また、その前は授業のための準備や教務以外の仕事をします。
その中で、掃除をきちんとする先生は良い先生が多いです。
掃除をする先生が良い先生である理由を紹介します。
きれいに掃除をする先生には「生徒が気持ちよく使える教室にしよう」という気持ちをもっていることが多いです。(当番制で渋々掃除している先生もいるかも…)
そのような先生は、掃除以外の他の場面でも常に生徒のことを考えてくれています。
また、掃除は汚れるし、面倒くさいし、できればやりたくない仕事です。
それを率先してできる先生は、生徒のために少し残業をして補講をしたり、プリントを準備したり陰の努力をしてくれる先生のはずです。
授業後に机の汚れや床に落ちているごみに気付ける先生は、生徒のちょっとした変化や、授業中に困っている様子にもいち早く気づいてくれる先生です。
このように、掃除1つをとっても性格が現れますよね。
⚠注意:もちろん掃除ばかりしているのが良い先生というではありません💦
こんなところにも先生の人柄が現れる、ということで参考にしてみて下さい。
まとめ
細かい部分では先生の見極め方はもっともっとたくさんあります。
この記事で紹介したのは今すぐにでも先生を見極める6つのポイントです。
これらの項目に該当していれば良い先生と言えるでしょう。
逆に、これらがあまりにもできていない先生はオススメできません。
しかし、あなたが信用できて「この先生となら頑張れる!」と思えることが最も大切なのは忘れずに。
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